役職紹介 (上級者向け)

標準的な編成で十分に遊んだら、以下のような役職を追加してみましょう。発表されている役職は非常に沢山ありますが、定番のものを厳選しました。

ハムスター人間

別名: ハムスター、ハム、妖狐

人狼に襲撃されても死亡せず、占い師に占われると死んでしまう不思議な生き物です。

人狼チーム、村人チームのどちらにも属さず、単独勝利を目指します。

人狼を見つける能力が非常に高いプレイヤーを交えてプレイする際、ハムスター人間を加えるとゲームバランスをとることが出来ます。

勝利条件

ゲーム終了条件の判定には、ハムスター人間はいないものとして計算します。

ゲーム終了条件が成立した時に生存していれば、ハムスター人間の単独勝利となります。

ゲームマスターの指示

人狼に襲撃された場合 「おはようございます、朝になりました。昨夜の犠牲者はいなかったようです。 ・・・」 (護衛による襲撃失敗と同様に発表する)

占い師に占われた場合 「おはようございます、朝になると、○○さんと○○さんが無残な姿で発見されました。・・・」 (襲撃と並列で発表し、順序もランダムにする。)

求婚者

最初の夜の一番初めに求婚相手を1名指名し、お互いを知ります。

二人は「恋人チーム」を形成し、人狼チーム、村人チームのどちらにも属さず、勝利を目指します。

求婚された相手は、もともと持っていた能力を維持します。例えば占い師が求婚された場合、占い能力を持ったまま恋人チームになります。人狼が求婚された場合も、人狼としての能力はそのままです。

恋人チームの一方が死亡すると、もう一方は後追い自殺をします。

  1. 恋人の一人が処刑された場合、もう一人は翌朝に無残な姿で発見されます。

    1. 通常は、人狼の犠牲者とあわせて 2 人分の死体が発見されることになります。

    2. 後追い自殺する人物をたまたま人狼が襲撃した場合、単に 1 人分の死体が発見されます。

  2. 恋人の一人が襲撃された場合、もう一人も即座に死亡し、翌朝に 2 人とも無残な姿で発見されます。

シチュエーションのパターンが一気に増える役職です。標準編成の進行がマンネリ化してきたら、挑戦してみましょう。

勝利条件

ゲーム終了条件の判定には、求婚者は人間、求婚相手は元のままの役職としてカウントします。

ゲーム終了条件が成立した時に生存していれば、恋人チームの勝利となります。

求婚相手が人狼だった場合、2つ目の終了条件「人間の生存数が、人狼の生存数と同数か下まわった時」を満たしてもゲームは続行します。恋人2人以外のすべての人物を始末しなければ勝利できません。

求婚相手が人狼だった場合、夜の人狼フェーズで襲撃先が一人に定まらずに膠着する場合があります。この場合は襲撃失敗として処理します。

ゲームマスターの指示

最初の夜は以下のようにします。

「求婚者の方はそっと目を開けてください。求婚したい相手を指さしてください」

そちらの方でよろしいですか?」

「今から皆さんの後ろを一周回り、求婚相手の両肩を押さえます。次の指示があるまで、そのままお待ちください」

ちょっとぶつかってしまった場合との区別を明確にするため、両手で伝えるジェスチャにします。

「求婚された方はまず手を挙げてください。」

念のため、目を開ける前に確認をします。

「では、求婚された方は目を開け、恋人同士お互いを確認してください。確認したら目を閉じてください」

悪女

最初の夜の一番初めに2名を指名し、それぞれと独立に顔合わせをします。その後、一方を「本命」に指定します。

悪女と本命の二人は「恋人チーム」を形成し、人狼チーム、村人チームのどちらにも属さず、勝利を目指します。

本命に選ばれなかった側は、単に悪女の正体を知っているだけの存在ですが、自分が本命かどうかは知ることが出来ません。

求婚者のバリエーションですが、中盤、悪女チーム2名が死亡した翌日に騙りの余地が生まれるのがこの役職の狙いです。人狼チームはこのタイミングを逃さず「振られてたかーー!実は私が本物の占い師です!」と残念そうに表明しましょう!

勝利条件

求婚者における恋人チームと同様です。

ゲームマスターの指示

最初の夜は以下のようにします。

「悪女の方はそっと目を開けてください。1 人目の相手を指さしてください」

そちらの方でよろしいですか?」

「今から皆さんの後ろを一周回り、1 人目の相手の両肩を押さえます。次の指示があるまで、そのままお待ちください」

「選ばれた方はまず手を挙げてください。」

「目を開け、お互いを確認してください。確認したら目を閉じてください」

「悪女の方は、2 人目の相手を指さしてください」

そちらの方でよろしいですか?」

「今から皆さんの後ろを一周回り、2 人目の相手の両肩を押さえます。次の指示があるまで、そのままお待ちください」

「選ばれた方はまず手を挙げてください。」

「目を開け、お互いを確認してください。確認したら目を閉じてください」

「では最後に、悪女の方は指で1か2のサインを出してください」

「悪女」 は kuboon が2010年頃に考案した役職です。

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